ルネサンス・プロジェクトは、地場に埋もれている幻の焼酎を発掘・復興・革新!


ルネサンス・プロジェクトは、地場に埋もれている幻の焼酎を発掘・復興・革新させます

■小売店・飲食店の皆様へ  ┃  ■代理店専用ページ  ┃  ■新規お取扱店紹介

┃HOME┃
個人情報保護方針
新発売
焼酎・(その他の)ドリンクを探す
蔵元情報
焼酎がわかる本
焼酎が飲める店
焼酎が買える店
販売協力会社
焼酎リンク
海外試飲会写真(会員のみ)
掲載申込とお問い合わせ
株式会社
ルネサンス・プロジェクト

「幻の焼酎ルネッサンス」
「新・伝説の焼酎ルネッサンス」は
「株式会社ルネサンス・プロジェクト」
としてリニューアルしました

酒匠道楽@楽天へのリンク
酒匠道楽@Yahoo!へのリンク
2007年の掲載記事一覧
2006年の掲載記事一覧
2005年の掲載記事一覧
2004年の掲載記事一覧
2003年の掲載記事一覧
2002年の掲載記事一覧
2001年の掲載記事一覧

←前の記事へTOPICS一覧に戻る次の記事へ→
日本経済新聞(2002.09.03)
焼酎新世紀「乙類」北上酔う首都圏 市場25%拡大予想
新聞掲載記事
九州の焼酎が元気だ。「第二次ブーム到来」ともいわれる中で、主力の本格焼酎(乙類)の出荷量は四年連続で史上最高を更新。活発な新製品開発や販路開拓によって、首都圏などでも市場を広げている。だが、乙類人気に目をつけた総合洒類メーカーの参入などで大競争時代の足音も追っており、九州の地場企業も産業としての体質強化を迫られている。

東京・世田谷の閑静な住宅地、経堂駅前にある酒店「遠州屋」。店内の一番目立つコーナーには「魔王」「野兎の走り」など九州でもなかなか手に入らない本格焼酎がずらりと並んでいる。その数は百銘柄にも及ぶ。店長の柱一雄さんは「九州の蔵元を年に十回以上回って独自の仕入れルート確保に努めている。今後は奄美大島の果糖焼酎などの品ぞろえにも力を入れたい」と語る。

東京では今、遠州屋のような酒店が急増している。都内の八千五百店が加盟する東京酒販協同組合連合会は「酒販店の本格焼酎扱い意欲は非常に強い。加盟店の三割以上が独自の晶ぞろえ強化を進めている」(寺田克弘業務課長)とみる。

今年三月に千葉の幕張メッセで開かれた国際食品飲料展「FOODEX JAPAN」。日本酒造組合中央会が出展した本格焼酎のブースには四日間で昨年の二倍の約二万人が訪れ、史上最高を記録した。五百六十の銘柄が並んだブースでは試飲コーナーなどに長い列ができ、首都圏の消費者の本格焼酎に対する関心の高さを裏付けた。

「乙類前線は着々と北上中」 −。この五月に「焼酎と経済」と題するリポートをまとめた日本政策投資銀行南九州支店の佐藤淳企画調査課長はこう断言する。乙類前線とは一人当たりの乙類焼酎消費量が甲類を上回った地域とその時期を「前線」で表現したもの。1970年代後半には九州の一部で停滞していたが、現在は中部地方に達している。「2005年には前線が首都圏まで及ぶのは間違いない」と佐藤課長はみる。同支店では、本格焼酎の市場規模は現在の約2000億円から2006年度には2500億円へと25%拡大すると予測している。


首都圏や関西圏での市場開拓は二正面作戦で進んでいる。ひとつは三和酒類(大分)や薩摩酒蔵(鹿児島)、雲海酒蔵(宮崎)など九州を代表する大メーカーの積極的なマーケティング戦略。もうひとつは「森伊蔵」や「百年の孤独」などプレミアム焼酎が生み出したロコミ人気だ。豊富な資金をつぎ込んだ大手のPRが普及への地ならしを進め、「幻の焼酎」の話題性が一般消費者の関心をかき立てるという構図だ。

利益の取れる商品を求める流通業界の事情もある。ビール、清酒、ウイスキー、ワインといった商品が洒類ディスカウント店の安売り競争にさらされるなか、「希少価値がある本格焼酎は数少ない利益商品」 (東京洒販協組連合会)。だからこそ、鹿児島県阿久根市にある社員四人の大石酒造が「昨年は東京、長野、福島などから熱心な洒販店や飲食店の店主が二十組以上来てくれた」 (大石啓元社長)と驚くほどの「九州詣で」が続く。

三井物産九州支社はこうした動きに目を付け、九州各地の地場焼酎を発掘して全国への販路づくりを進めている。現在は熊本、長崎、鹿児島、宮崎の11社35銘柄を扱い、今年六月には飲食店向け主体に北海道までの全国規模の販売ネットワークを完成させた。

物資開発部の中村鉄哉マネージャーは、「自力では大都市圏への販路開拓が難しい中小地場企業を支援する形で、2004年には売り上げ規模を昨年の約7倍の20億円まで伸ばしたい」と夢を膨らませている。