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| 日経流通新聞(2004.04.10)MJカウントダウン |
| 焼酎一杯 多彩に香る |
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本格焼酎が人気のすそ野を広げている。話題の焼酎居酒屋での売れ筋を調べると、上位には芋焼酎の個性派が目立つ。ほんのり甘い香りが漂い、女性にも飲みやすい銘柄や、芋独特の強い香りを残しながらさっぱりとした味わいの商品が名を連ねる。飲み方も店の雰囲気に合わせて、お湯割りのほか、ロックやカクテル風に楽しむなど多様化してきた。血流をよくする効果が指摘されるなど健康志向も手伝って、「好みの一杯」を求める消費者はさらに増えそうだ。
焼酎には甲類と乙類の2種類がある。乙類のことを本格焼酎、甲類をホワイトリカーと呼び、サワーやチューハイに入っている焼酎は甲類に分類される。今回のランキングは本格焼酎を対象としたが、税法上は「リキュール」に分類される、本格焼酎をベースとした焼酎も含めた。人気調査を行う店舗として選んだのは、入手困難な焼酎を含む100種類以上の銘柄をそろえ、5店舗を運営するフォーブス(東京・千代田)と名古屋、東京に2店舗づつを構え300種類の品ぞろえを誇る「芋蔵」。焼酎居酒屋としていま話題の2チェーンだ。
女性は「くせのなさ」好む
焼酎バーをはじめ30店舗の飲食店を展開するジェイプロジェクト(名古屋市)が運営する「芋蔵」では、ブランドよりも自分に合った酒を求める客の姿が浮かび上がった。
1位の「柚子小町」が独走する。長崎県壱岐島で造られている麦焼酎をユズのジュースで割ったもの。麦焼酎はくせがないので割りやすい。「柚子小町」は7%という度数の低さもあり、ロックで飲めると女性に人気だ。
人気銘柄中7銘柄を芋焼酎が占め、根強い人気ぶりを示した。「富乃宝山」以外は「ロックで飲みやすい芋焼酎」とは一線を画した銘柄。3位の「くじら」、7位の「青酎」、9位「侍士の門」、10位「田倉」は「いずれも芋特有の香りが強くする品々」と、日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会の認定した焼酎アドバイザー、菱沼勇人氏は見立てる。 |
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