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| 財界(2004.12月号) |
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「焼酎は世の中を明るくするお酒です」と語るのは、三井物産焼酎ルネッサンスプロジェクトを推進している中村鉄哉氏。これまでの焼酎のイメージを変える「高級焼酎」市場の創造に取り組んでいる。イメージを変えるための課題の一つが香り。女性客を獲得するための香りづくりが必要として、貯蔵、蒸留、ろ過の方法に気を配った。次に大事にしたのが、ボトルをはじめとしたデザイン。パッケージは一つのコンセプト。鮮やかな色、美しいデザインで、高級感を演出することにしたのだ。
ここまでの道のりは決して平坦なものではなかった。しかし中村氏は「一生懸命、良いものをきちんとお伝えしようと努力していると、評価してくださる方も出てくるのです」と、多くの人とのつながりでプロジェクトは拡大を続けている。プロジェクトの趣旨に賛同して蔵元も名乗りを挙げている。今まで流通に乗せた販売を行っていなかった錦灘酒造が、三井物産の企画で6種類の焼酎を提供していることも話題の一つだ。
また、世界の一流の蒸留酒に負けない焼酎づくりを、ということが「焼酎ルネッサンス」プロジェクトの大きな目的だ。その世界へのアピールにおいても、「焼酎」というお酒そのものの説明から始めるという、まさに一からのスタート。しかし、「世界における焼酎の評判は非常に良いのです。焼酎を使ったオリジナル料理を作ってくれたフレンチレストランがあったほどです」と手応えをつかんでいるようだ。
中村氏は「このプロジェクトを行う理由は、一つには日本における新たな需要の創造、そしてもう一つには焼酎を通して、日本文化の持つ説得力を世界にアピールして、大きく言えば世界平和に貢献したいのです」と決意を語る。 |
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