ルネサンス・プロジェクトは、地場に埋もれている幻の焼酎を発掘・復興・革新!


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NYジャピオン352号(2006.05.04)
酒匠 菱沼勇人の のんだくれ日記

〜今宵の逸品〜
「河童の誘い水」京屋酒造有限会社・本格米焼酎20度
NYジャピオン掲載
先週久しぶりにニューヨーク訪問しました。2年間に訪問した時には焼酎バー「うみのいえ」も開店直後、本格焼酎もまだ10銘柄そこそこだったと思う。今や同店には40銘柄以上が揃うのだからたった2年で4倍ペースである。訪問初日は「うみのいえ」女将ミカ殿に再会、調子にのって4人で4本空けて翌日は焼酎漬け状態、時差ぼけはたった1日で解消したものの、ホント「のんだくれ」日記そのものだった。

翌日は「MONOマガジン」コラム掲載御礼で「キャビアルッセ」木村シェフに再会。夕刻には「チャント」ニューヨーク店がOPENしたということで岡田社長に再会。すでに13業態50店舗を誇る外食産業の雄でありながら、新店舗開店の折にはコック服という戦闘服で現場に立つ、稀代のCEOである。

岡田社長が自らキッチンに入っているのは5月初旬までとか。名物「キムチの王様」も脂身の少ないサーロインステーキも、岡田社長が自ら手にかけたものを食するのは初めて。この味わいを楽しむなら今がチャンスかも。

たった5泊のNY滞在は食い倒れ、のんだくれツアーとなり、空けたボトル数は少なく見積もっても14本、体を通ってトイレに消えたドル札は知れず。帰国した翌週の月曜日は年に1度の人間ドックだったから、4年連続の再検査通知の到着はまず間違いない。

さて、今宵の逸品はNY滞在中に一番空けた「河童の誘い水」。「うみのいえ」の女将ミカ殿にいわせると「がんがん売れる正真正銘のナンバーワン」だとか。翌日酔い覚めの良さはさすが手作りの甕仕込み。

プロフィール/菱沼 勇人

1961年神奈川県生まれ。オーバルワン株式会社代表取締役。SSI認定酒匠、きき酒師、焼酎アドバイザー、SSI東京支部役員。学生ベンチャーで起業。98年に独立創業し現職。ヒト、モノ、カネ、ITにプラスして地場産業など日本伝統文化の「イキ」を追及する。日本再生の現場主義経営者。

酒匠(さかしょう:Master of SAKE Sommelier)とは「きき酒師」の上位資格、目指すのは究極のテイスター。日本酒の酒米品種もきき分ける嗅覚を持つ。SSI認定。