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| 朝日新聞(2006.06.02) |
九州の逸品プロデュース、元商社マンが独立新会社
第一弾「ゆずリキュール」 |
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三井物産九州支社で、中小の蔵元が造った焼酎の名品を全国銘柄に育てる「幻の焼酎ルネサンス事業」を手がけてきた中村鉄哉氏(46)=写真左=が独立し、3月に焼酎などの地場産品を掘り起こす新会社「ルネサンス・プロジェクト」を設立した。「成熟市場で勝ち抜くため、高付加価値商品を企画開発していく」という。1日に、独立後初の新商品を発表した。
中村社長は同支社のルネサンス事業を立ち上げた中心人物。中小の蔵元を一軒ずつ回って「隠れた名品」を探し、全国に販路を広げてきた。「もっと零細の蔵元を掘り当てるには身軽な方が良い」と、2月に退職した。創業資金には、昨年亡くなった父親から相続した財産を充てた。
当初は別の取引ルートを開拓するつもりでいたが、同支社が同事業からの撤退を決めたため、プライベートブランド商品や取引先の大半を引き継ぐことになった。
オリジナル商品の第一弾はリキュールの「柚子さやか」。韓国の伝統食品で、ユズを蜂蜜に漬けてマーマレード状にしたものを使う。これを韓国から輸入し、佐賀県の窓乃梅酒造が製造。1日から酒類卸を通じ全国の飲食店や酒店に販売した。500ミリリットル入り1365円。06年度は2万4千本を売り、8月には韓国に輸出したいという。
新会社は中村氏のほか、取引相手の大手居酒屋チェーンや蔵元、販社が出資している。08年9月期は売上高25億年、経常利益1億円を目指す。 | |