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| NYジャピオン360号(2006.07.06) |
| 酒匠 菱沼勇人の のんだくれ日記 |
今宵の逸品 河童の誘い水
京屋酒造有限会社,本格芋焼酎20度
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本コラムでもお馴染みの「河童の誘い水」が受賞した
モンドセレクション最高金賞のメダル |
先日ブリュッセルはモンドセレクションの事務局を訪問した。今年はサントリーの「ザ・プレミアムモルツ」が最高金賞を2年連続受賞したということで国内では中元を狙った大々的な広告宣伝活動が行われている。
仙台坂の隠れ家レストランで生ビールを飲んだとき、注がれたビールのあまりの旨さに「これ銘柄は?」と聞いたあのビールである。
最近では「ぐるナビ」のクーポン券を持ち込む客が多く、最初の1杯目のビールで儲けられる店が少ない。結果としてプレミアムビールを使っているところは少なくなるというわけであるが、個人的には飲食店の生ビールをこそはプレミアムビール、それもきれいに手入れされたサーバーから飲みたい。
焼酎業界では96年の「吟香鳥飼」で受賞酒人気が過熱し、今年の「最高金賞」は雲海酒造「大河の一滴」と芋焼酎「河童の誘い水」であった。麦焼酎や米焼酎、泡盛の最高金賞、金賞受賞はこれまでにもあったが、芋焼酎の受賞はとても珍しい。海外の試飲会でもその個性の強さから敬遠されることが多い芋焼酎ではあるが「河童」は初めて世界で認められた芋焼酎といえるのではなかろうか。
最後になったがモンドセレクションの事務局を訪問した理由は「ホントに芋焼酎では初めてなのか」を聞くためでした。
プロフィール/菱沼 勇人
1961年神奈川県生まれ。オーバルワン株式会社代表取締役。SSI認定酒匠、きき酒師、焼酎アドバイザー、SSI東京支部役員。学生ベンチャーで起業。98年に独立創業し現職。ヒト、モノ、カネ、ITにプラスして地場産業など日本伝統文化の「イキ」を追及する。日本再生の現場主義経営者。
酒匠(さかしょう:Master of SAKE Sommelier)とは「きき酒師」の上位資格、目指すのは究極のテイスター。日本酒の酒米品種もきき分ける嗅覚を持つ。SSI認定。 | |