ルネサンス・プロジェクトは、地場に埋もれている幻の焼酎を発掘・復興・革新!


ルネサンス・プロジェクトは、地場に埋もれている幻の焼酎を発掘・復興・革新させます

■小売店・飲食店の皆様へ  ┃  ■代理店専用ページ  ┃  ■新規お取扱店紹介

┃HOME┃
個人情報保護方針
新発売
焼酎・(その他の)ドリンクを探す
蔵元情報
焼酎がわかる本
焼酎が飲める店
焼酎が買える店
販売協力会社
焼酎リンク
海外試飲会写真(会員のみ)
掲載申込とお問い合わせ
株式会社
ルネサンス・プロジェクト

「幻の焼酎ルネッサンス」
「新・伝説の焼酎ルネッサンス」は
「株式会社ルネサンス・プロジェクト」
としてリニューアルしました

酒匠道楽@楽天へのリンク
酒匠道楽@Yahoo!へのリンク
2007年の掲載記事一覧
2006年の掲載記事一覧
2005年の掲載記事一覧
2004年の掲載記事一覧
2003年の掲載記事一覧
2002年の掲載記事一覧
2001年の掲載記事一覧

←前の記事へTOPICS一覧に戻る次の記事へ→
フランス雑波(2007.15号)
酒匠による:焼酎のうまい飲み方by:hayato hishinuma
フランス雑波

■こだわりの焼酎?

焼酎の良さは何にもとらわれることのない自由さである。「こだわり」とは「拘り」と書くことからも実は狭量で自由度のない制約されたという意味あいが強い。「こだわり」に「焼酎」を合体させることは焼酎本来の自由さには似合わない。もっともっと自由な飲み方を楽しみたい。
「オンザロックがお勧め」と言われる銘柄でも時には「湯割り」や「生(き)」を試してみたい。特に長期貯蔵酒、それも手作りの甕仕込みの焼酎などでは湯割りにすると古酒の個性が前面に出てきたり、オンザロックでは分かりにくいアロマがふくよかに楽しめたりする。
もちろん湯の温度、水の個性、ロックアイスの形状や酒器、水との合わせ方などによっても酒質が変化する。これこそが焼酎の奥行きを作り出している。同じ銘柄でも味わいをも変えることができるのが焼酎の自由さであり「拘り」のない焼酎の楽しみ方といえる。

■ 水割りの楽しみ

ワインや日本酒にはない最大の特徴は水で割れるということ。度数や温度も自由に選択できる。クラッシュアイスに少量の水を注ぎ、そこに焼酎を入れる。ステアは十分に行う。夏の暑い日「まずはビール」という気分のときにはクラッシュアイス割りである。軟水のミネラルウォーターで作った氷なら尚よい。
食事と楽しむのであれば氷を入れない水割りが一番である。芋焼酎の場合であれば2−3日前からデキャンタに水と焼酎を合わせて冷蔵庫のドアポケットに入れておく。ワイングラスで楽しむ割り水(和水)焼酎は寿司や和食ばかりでなくイタリアンやフレンチとの相性も抜群である。米や麦焼酎なら飲む寸前に割って清酒の酒器で冷やす。
水は基本的には軟水であるが蔵元の仕込み水は「灘の宮水」のような硬水もある。蔵によっては鉱泉水をわざわざ買って瓶詰め水に使うところもある。もっとも重要なのは水の性質である。個人的には鹿児島産の温泉水が気に入っている。パリで入手できる様々な水との相性も試してみたい。意外な発見があるかもしれない。

■きゅうり効果

この水はちょっと硬水すぎてという場合の生活の知恵としては「きゅうり」である。昔は場末の焼き鳥屋では水道水で焼酎を割っていた。そのような店で焼酎の水割りに「きゅうり」を入れるのには意味がある。きゅうりのビタミンCに水道水の塩素(カルキ)が吸着されるため水が美味しくなる。そこに焼酎を注ぐためカルキ臭のない美味しい水割りが作れるというわけ。実際に塩素試薬を入れるとカルキが抜けているのが確認できる。きゅうりの青臭さもまた米焼酎にはとてもよく合う。芋焼酎とあわせてもなかなかにうまい。これぞ親父の生活の知恵である。

■湯割り

ビールを常温で飲めば、銘柄ごとの個性がとてもよく分かる。キンキンに冷やすことは実は酒の個性を隠してしまうことになる。湯割りは銘柄毎の個性や隠れた特徴を引き出すもっとも簡単な方法である。よく「お湯が先」などといわれるが比較試飲すると味わいは確かに違う。芋焼酎に含まれるテレピンという物質は急激な温度変化に弱いため焼酎を先に入れてお湯をぶつけるととても尖ったアルコール臭の強い酒になる。お湯を先にいれれば湯温が多少は下がり、そこに焼酎を注げば柔らかなアロマと甘味が楽しめるというわけである。
 2−3日前から水と馴染ませた芋焼酎をじっくりと湯煎した「ぬる燗」は最高のひとときを演出するはずである。

■ティーセレモニースタイル

フランス人に勧めて好評なのがこのスタイル。そもそも抹茶というのは60度程度のぬるい温度でもっとも甘みがでる。番茶、煎茶とは適用温度帯が異なるため抹茶椀という形状がある。厚手の広口椀は熱湯を注いでも湯温が下がる。そこに焼酎を注ぎ、茶せんで攪拌する。マドラー70本分の効果で前日から水で割ったのと同じ効果が得られる。「和」の雰囲気で焼酎を楽しむ最高の演出方法である。

体調や気候、合わせる料理や割り方スタイルで変幻自在な酒、それが焼酎である。