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NYジャピオン408号(2007.06.08〜14) |
| 酒匠 菱沼勇人の のんだくれ日記 |
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今宵の逸品ヘベスクール京屋酒造(宮崎/日南)
リキュール20度/750ml/原材料:本格芋焼酎、平兵衛酢、果糖
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抹茶塩で楽しむ天麩羅との相性はなかなかで、味わいが鮮明になる。クラッシュアイスで楽しむ本格芋焼酎ベースのリキュール。クランベリージュースで割っても楽しめる。モンドセレクションでは2006年銀賞、2007年金賞を受賞した実力派。
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先週のシンガポール「SATSUMA」でのデギュスタシオンディナーは60名の満席で大盛況であった。日本人駐在員の6名を除き、白人や華僑の方ばかりと、シンガポールでの焼酎と和食人気の高さを実感した。
ウェルカムドリンクから始まり焼酎とリキュールは8種、お料理は前菜3品、煮物、焼物3品、天麩羅、スープ、デザートという構成で、中にはかなりディープな質問も多く、グルメな方ばかり。ひととき参加者の笑顔とともに楽しんだ。
そもそも常圧の芋焼酎は余韻が長く、アルコール度数も高いため料理より酒が勝ることが多い。水や湯との割合や氷の使い方で料理とのバランスを取り、非接触型の温度計で適温かどうかまで確認した。料理の味わいと焼酎がうまく調和すると花の香りがたなびくように焼酎の余韻を楽しめる。豚肉の梅煮と特定の芋焼酎は「これぞマリアージュ!」と呼べるものであった。
当初、主催者から相談を受けた時はどう構成しようかと悩んだが、前菜などはワインには合わせにくいものを敢えて選び、焼酎ならではの相性と味わいを説明した。
6月中旬にニューヨークでもデギュスタシオンディナーの解説に行きます。ご案内を希望の方はshochu@ovalone.comまでお問い合わせください。 |
プロフィール/菱沼 勇人
1961年生まれ。オーバルワン株式会社代表取締役。SSI認定酒匠、きき酒師、焼酎アドバイザー、SSI東京支部役員。学生ベンチャーで起業、98年に独立創業し現職。ヒト、モノ、カネ、ITにプラスして地場産業など日本伝統文化の「イキ」を追求する。日本再生の現場主義経営者。
酒匠(さかしょう:Master of SAKE Sommelier)とは「きき酒師」の上位資格、目指すのは究極のテイスター。日本酒の酒米品種もきき分ける嗅覚を持つ。SSI認定。 |