ルネサンス・プロジェクトは、地場に埋もれている幻の焼酎を発掘・復興・革新!


ルネサンス・プロジェクトは、地場に埋もれている幻の焼酎を発掘・復興・革新させます

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■NYジャピオン436号(2007.12.21〜12.27)
酒匠 菱沼勇人の のんだくれ日記
今宵の逸品「ゆずうめ」(宮崎・北郷町)/リキュール7度/
原材料:本格焼酎・果糖・梅果汁・はちみつ・柚子
NYジャピオン・ゆずうめ
和製リキュール。上立ち香は柚子で始まり、徐々に梅酒の味―グラデーションの味わい。
久しぶりにマイ包丁を研いだ。パーティー前の準備なのだが、これがなかなかに集中力が必要で夢中になる。砥石は2種類。牛刀や出刃は中研ぎで十分だが、尺もの河豚引きは、刺身包丁の中でも特に身が薄く、目の細かい仕上げ砥で研ぐ。1時間ほど夢中でやったが、気分的には20〜30分の感じである。この切れ味がたまらない。下手が研ぐので鏡のようにとはいかないが、日本刀と同じように、なんだか胸騒ぎがするぐらい美しい。切れ味を試したくて大根のかつら剥きなどの挑戦するが、道具に腕が追いつかない。

翌日のパーティーは、仲間20人ほどが集まり、築地から仕入れた新鮮なネタや、特性ローストビーフ、ピンチョスなどに舌鼓を打った。

今回のテーマは、焼酎とボルドーのオーガニックワインの対決。前菜からメインまで、和洋様々な食材との相性を診断する。ワインと焼酎を比較すると、洋食に焼酎が合うことがよくわかる。酸味やタンニンのあるワインは、マリアージュがなかなか見つからないことも多いが、焼酎はすべてを受け入れて、香りの個性と余韻が、奥ゆかしく料理を引き立てる。ワインもいいが、焼酎がたまらん。13時かた始まったキッチンスタジアムが終了したのは19時。6時間飲みまくり、しゃべりまくり、食べまくりで今年も暮れた。

今回で連載50回、またしても"のんだくれ"ネタで年を越す。どうか来年も、お付き合いのほどをよろしくお願い申し上げます。

菱沼 勇人(ひしぬまはやと)

1961年生まれ。オーバルワン株式会社代表取締役。SSI認定酒匠(さかしょう)、きき酒師、焼酎アドバイザー、SSI東京支部役員。学生ベンチャーで起業。98年に独立創業し現職。ヒト、モノ、カネ、ITにプラスして地場産業など日本伝統の「イキ」を追求する。日本再生の現場主義経営者。

酒匠(さかしょう:Master of SAKE Sommelier)とは「きき酒師」の上位資格、目指すのは究極のテイスター。日本酒の酒米品種もきき分ける嗅覚を持つ。SSI認定。